こんにちは、AYUです。「AYUのハハッと矯正日記」をご覧いただきありがとうございます。

インビザライン矯正で、治療期間を短縮するために加速装置を使用することにしました。

この記事では、PBMヒーリングという加速装置の使用方法と、1週間使用してみての感想を述べていきます。

加速装置とは?

加速装置とは

加速装置(=光加速矯正装置、この記事では加速装置といいます)とは、赤外線を照射し、歯茎の細胞に働きかけて、歯の動くスピードを速める装置です。

この治療により、矯正治療の期間が約半分に短縮され、治療に伴う痛みも軽減されます。

使用方法は簡単で、1日にわずか10分程度、加速装置を口腔内に入れるだけです。

加速装置には、オルソパルスPBMヒーリングがあります。オルソパルスはカナダ製、PBMヒーリングはドイツ製で、どちらも同様の効果があります。PBMヒーリングの方が後発ですが、EUで認可されているそうですので、安心できます。

※加速装置は日本では未承認医薬品ですが、その治療効果は臨床的また科学的に実証されています。PBMヒーリングは美容医療、がん治療、整形外科領域、外傷の治癒促進などでも活用されているようです。

私の通う矯正歯科では、オルソパルスは在庫がなく、現在はPBMヒーリングを使用しているそうです。値段はPBMヒーリングの方が3万円ほど安く、税込165,000円で購入できました。

PBMヒーリングの仕様

矯正歯科で購入したときはこのような箱に入っていました。硬質の紙製で、しっかりした箱です。

PBMヒーリング外箱

開けると、以下の6つのものが入っていました。(右上から時計回りに)

PBMヒーリング内容物
  • 取扱説明書
  • PBMオルソマウスピース(以下マウスピースといいます)
  • 充電用ケーブル
  • 充電用アダプター(コンセント用)
  • バッテリーパック
  • 携帯用袋

マウスピースは、このようになっています。

この部分を口にくわえて、上下4分ずつ、計8分使用します。

使用方法

使用方法
取扱説明書より

使用方法(手順)

1.マウスピースのケーブルを、バッテリーパックに接続する(白いライトが点灯します)
2.マウスピースを口の中に置き、上あごの真ん中に来るようにする(前歯を目安にします)
3.軽く噛んでマウスピースを適所で保つ
4.マウスピースに繋がっているケーブルのスイッチボタンを押す(使用中はボタンが青く光ります)
5.4分後に「ピー」と音が鳴り、青いライトが消える
6.マウスピースを裏返し、同様に下あごにも繰り返し使用する

合計治療時間は8分間(上下各4分間)です。フル充電で8セッション、つまり8日分使用できます。

使用中の写真

次の写真は、使用中の器械の様子です。スイッチを入れるとスイッチボタンが青く光ります。マウスピースは、LEDから近赤外線が放出されて赤く光ります。

次の写真は、実際に器械を口に入れて使用している様子です。なんともまぬけな写真ですが、このようになります(笑)

説明書には、アライナーを着けたままでも外している状態でもどちらでも使用できると書いていましたが、矯正歯科ではアライナーをつけたまま使用するよう言われました。その方が楽でいいですね。

使用のタイミング

加速装置を使用するタイミングは、1日のうち、どの時間帯でもいいそうです。しかし、説明書には、習慣にするためにも、毎日同じ時間に使用することをお勧めすると書いてありました。

例えば、ベッドサイドにおいて、起きた時や寝る前に使用したり、また、パソコンやテレビの近くにおいて、パソコンしながらやテレビを見ながら使用できるようにしたりするのが良いと書いてあります。

私は、夜寝る前に使用することにしました。自宅の2階がLDKで3階に寝室があるのですが、3階で子どもたちの寝かしつけが終わってから、2階のダイニングテーブルでスマホを見ながら使用しています。

メンテナンス

メンテナンス

日々のお手入れ

使用後に、マウスピースの部分を軽く水洗いをして、自然乾燥させます。洗うといっても、水をそっと垂らして器械に付着しただ液を洗い流すイメージです。

綺麗に拭きたいところですが、摩擦で器械がダメになるそうなので、自然乾燥させます。

私は、使用後にキッチンの水道でマウスピースの表面を水で流したあと、乾いたタオルの上に置いて自然乾燥させています。

マウスピースは、キッチンに置いてある歯磨き・インビザラインセットの近くで乾かし、バッテリーパックなどその他の器械は、子どもの手の届かないように、食器棚の上に保管しています。

保証

2年間のメーカーからの保証がついています。万が一、欠陥があったり割れたりマウスピースの内部が出てくるなど故障してしまった場合は、購入した矯正歯科を通して、メーカーに連絡してもらいます。

通常の使用では、充電のリチウム電池含めて部品交換も必要なく、適切に使用すれば2年間正常に使用できるそうです。

1週間使用してみての感想

2枚目のマウスピースから使用して、ちょうど1週間、7日間使用しました。2枚目→3枚目とアライナーが進みましたが、4日交換で目立った痛みもなく、アライナーもフィットしています。

加速装置使用中は、 器械の当たっている歯茎の周辺がじんわりと温かくなり、リラックスした感じになります。そして、使用後はアライナーがフィットするような感覚があります。

細胞に働きかけて歯の動くスピードを速めるという、加速装置の効果は出ているのでしょう。

また、痛みを軽減する効果も実感しています。アライナーを2枚目から3枚目に交換したときも、交換当日は前歯に多少の痛みはありましたが、2日目の午後くらいからは気にならなくなってきました。

夜寝る前の使用にしていますが、一番リラックスして落ち着いた時間がとれる時間帯であり、今のところ習慣化できていると思います。時々子どもたちの寝かしつけで一緒に寝落ちしてしまい、加速装置を使うのが日付を越して深夜になってしまうこともありますが・・・。

これからも、加速装置の取り扱いには十分注意しつつ、毎日の使用でしっかりと治療していきます。

投稿者

管理人AYU

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