「AYUのハハッと矯正日記」の初めての記事となるこのページでは、矯正前の歯並びがどのような具合だったのかを、実際の写真で紹介します。
また、今までにどのような場面で歯並びにコンプレックスを感じていたかを、ライフステージごとに紹介します。
※口腔内の画像がでてきますので、苦手な方は閲覧にご注意ください。
AYUの歯並び(矯正前)
いわゆる、叢生(ガタガタの歯)、八重歯(犬歯)です。
「チャームポイントは八重歯です♪」
なんて、ひと昔前に流行った(1990年生まれの方ならわかるでしょうか)プロフィール帳に書いたりしたものですが、本当に八重歯が目立つ、でこぼこのガタガタ歯並びでした。
しかも、歯を出して笑った顔をよく見るとわかるのですが、上の前歯2本が、顔の中心からずれて斜めに生えていました。
以下に、歯並びがキレイだったなら・・・と思った場面を時系列にまとめました。
小中学生時代
「AYUの歯、ドラキュラの歯がある!」
「AYU、キバが生えてる!」
悪気もなく、友達から言われたことがあり、今でも覚えています。
当時とてもおとなしかった私は、反論も肯定もせず、
「ふーん」
と、うんともすんともとれない曖昧な返事をしていました。
今でも覚えているということは、少なからず、
「ちょっと嫌だな」と思っていたのでしょう。
高校生時代
高校生になってからは、さすがに人の見た目のこと、しかもコンプレックスでありうることに触れるような、デリカシーのないことをいうような人はいなかったと思います。
それでも変わらずコンプレックスであり、友達に相談ベースで話したこともあります。
しかし、お世辞か本当か、
「えー、いけるよ~!ほんな気にならんし!八重歯かわいいでぇ!」
(訳)えー、大丈夫だよ!そんな気にならないし!八重歯可愛いじゃん!」
のように言われることがほとんどでした。
大学生時代
大学生の時、婚礼の配膳アルバイトをしていました。
全身全霊で笑顔をつくり、新郎新婦やゲストをおもてなしするお仕事なのですが、もちろん、歯を出して笑う場面が多々あります。
基本、歯を出さない笑顔、お客様対応時は歯を出した笑顔、という感じでした。
アルバイトでも、ブライダル業界に憧れているアルバイト学生は多く(私もその1人でした)、現場で働いているスタッフ、シェフ・パティシエ、お花屋さんなど、みんながみんな美人で、私から見ると歯並びも良い方ばかりです。
そんな中にいては、コンプレックスを感じずにはいられませんでした。
結婚式
結婚式といえば、人生の一大イベントです。
もちろん歯のことは気になりましたが、歯列矯正は1日2日でできるものではなく、それまでにも断念してきたので(次の記事に詳しく書いています)、今さらだし間に合わないだろうと思って諦めました。
ブライダルケアとしては、歯医者でクリーニングをしてもらったくらいでした。
当日の写真を見返すと、よっぽど楽しかったのか、花嫁らしからぬ大口を開けて笑っている写真の多いこと・・・(笑) 特に八重歯が目立っています。
とても楽しい最高の一日だったので、後悔などマイナスの感情を残したくなく、「歯並びがキレイだったらよかったのに・・・」と思うことすらタブー視してきました。
でも本音を言えば、結婚式は自分だけでなく家族や友達からしても特別な日で、特に写真にも残るものなので、歯もキレイな花嫁でありたかったです。
八重歯が目立つ笑顔 披露宴での歓談の様子。大口を開けて笑っています
社会人~現在
社会人になってからも、しばらくは接客の仕事。
プロフィールページにも書きましたが、酒販店での販売の仕事、のちに、ワインレストランとベーカリーカフェでのサービス・調理の仕事を経験してきました。どちらも、人から見られる、笑顔の大切な仕事です。
いうまでもなく、コンプレックスを感じすにはいられません。
1人目出産・育児中は、歯並びなんて、そんなこと気にしてられません。はじめてのことにてんやわんやでした。
さらに育休中に住宅購入・引越し、歯周病からの虫歯(トータル歯医者に1年通いました)、そして育休から職場復帰。復帰してからもバタバタの日々で、ようやく自分のことを考え出したころには、2人目を妊娠。
・・・歯列矯正できませんよね。
さらに2人目育児ともなると、人からどう思われようが見られようが、まったく気にしない、肝っ玉かあちゃんになりかけていました。
コンプレックスから脱却したわけではなく、気にしている余裕もないという、諦めにも似た感情です。
コンプレックスについて
誰にでも多かれ少なかれ、コンプレックスってあると思います。
それを長所にするか、そのままコンプレックスを抱き続けるのか。はたまた、改善し、コンプレックスから脱却するのか。
私は、つい最近まで長所にしきれずに見て見ぬふりをして生きてきましたが、ついに改善できるときがやってきたのです!