歯並びが悪いことで、私自身、外見上のコンプレックスを感じていました。
(詳しくは、歯並びがコンプレックスだった過去をご覧ください。)
見た目の問題以外にも、不正咬合(ふせいこうごう:歯並びや噛み合わせの状態が良くないこと)は、心身ともに様々な不調を引き起こす原因になるのです。
どのような問題が起こるのか、以下に詳しく見ていきましょう。
歯並び・噛み合わせが悪いとどうなるのか

1.精神的・心理的な問題
- 外見を気にすることによる心理的な悪影響
- コミュニケーションがうまくとれない
まず、多くの方が抱える問題が、外見を気にすることによる心理的な悪影響ではないでしょうか。
外見上の問題は、矯正治療を考える方にとっては最大の理由になるのではないかと思います。整っていない自分の歯並びに劣等感やコンプレックスを感じ、笑顔に自信が持てません。
不正咬合の種類によっては、輪郭にまで影響しますので、「笑顔どころか顔のすべてが嫌!」と思われている方も少なくないと思います。
次に、コミュニケーションの問題です。
歯並びを気にするあまり、手で口元を隠して喋ったり笑ったりする人もいるようです。癖になってしまっている方もいると思いますが、相手によっては不信感を与えかねません。
また、歯並びや噛み合わせが原因で特定の音が発音しにくくなり、滑舌が悪くなることがあります。このことから、話すこと自体にためらいやコンプレックスを感じる方もいます。
2.歯や口腔内の問題
- 虫歯になりやすい
- 歯周病(歯肉炎・歯周炎)になりやすく、悪化しやすい
- 食べ物が噛みにくい・歯にはさまりやすい
- 口臭の原因になる
歯並びが悪いと、重なり合った部分の歯磨きが難しくなるので、普通に歯を磨いても汚れが取り切れないことが多いです。それが虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。
また、歯並びや噛み合わせが原因で特定の歯に大きな力が加わると(いわゆる食いしばり)、歯茎を傷めてしまい、歯周病が悪化しやすくなります。
そして、悪い噛み合わせだと、当然上下の歯の噛み合っている部分は少なくなるので、食べ物をよく噛めません。ガタガタの歯並びやすきっ歯だと、食べ物も歯に挟まりやすくなります。
歯並びや噛み合わせが悪いせいで口がきちんと閉じられないと、口で呼吸する癖がついてしまいます。そうすると口の中が乾燥しやすく、唾液が歯や歯茎にいきわたらず、口の中に雑菌が繁殖しやすくなって、口臭が酷くなってしまいます。
3.身体の問題
- 胃腸に負担がかかる
- 顎の関節が痛む
- 口を開けにくい・口を開けるとカクカク音がする
- 肩や首が凝る
- 身体が歪む・姿勢が悪くなる
しっかりと噛めないために、食べ物を上手くかみ砕いたり、すり潰したりすることができません。よって、胃腸に負担がかかり、消化不良の原因になります。
歯並びや噛み合わせが悪いと、噛むたびに顎に負担がかかってしまうため、顎の関節が悪くなってしまいます。これが顎関節症と呼ばれる病気です。
肩や首が凝るのも、顎関節症の症状のひとつです。顎関節症は、最悪の場合は外科手術が必要となることもあるそうです。
不正咬合が原因で、身体が歪んだり姿勢が悪くなったりするともいわれています。ただ、こちらの点に関しては、日本矯正歯科協会によると、歯並びや噛み合わせとの関連性は証明されていないそうです。
歯磨きがしにくくて困っている実例

実際に、私が一番困っていることは、歯磨きがしにくいことです。そして、歯磨きをする時間が普通の人の2倍ほどかかることです。
まず普通に磨きます。歯が重なって磨きにくいところは、歯ブラシを縦にしたり斜めにしたりして頑張って磨きます。
それでも届かないところは、先端のとがったポイント磨きブラシで磨きます。歯の重なったところや、いちばん奥の歯の裏側など、ていねいに磨いていきます。
それでも届かないところは、デンタルフロスと歯間ブラシを使います。フロスを通して歯に挟まった食べかすを取り除き、歯間ブラシで掻き出すようにして汚れを取り除きます。
これがフルコースです。
ハッキリ言って、とてもめんどくさいです。正直、毎食後はここまでしていませんし、1日の中でいちばん丁寧に磨く夜の歯磨きでさえ、普通の歯ブラシだけで済ませてサボっちゃうこともあります。
ここまでしても、磨き残しはあるので着色汚れも残りやすく、虫歯にもなりやすい・・・
もはや、見た目の為だけではなく、歯磨きのしやすさのために矯正するのかもしれません。(え!?)
まとめ

お口の健康だけでなく、身体ともに健康であるためにも、キレイな歯並び・噛み合わせを手に入れたいですね。
そのためにも、これから始まる矯正治療を頑張って、将来の健康を手に入れたいと思います。